理不尽にキレる医師

目次

すぐにキレる医師

みなさんこんにちは!
TCS認定コーチの村谷です。

数年前の話になります。
ある病院に皆から嫌われている
医師Aがいました。

その医師は同じ科の医師とは
違うやり方で治療を進めるため
病棟看護師たちはいつも困り、
対応が遅れてしまうことが
多かったのです。

すると医師Aが病棟に顔をだしては
看護師たちに暴言を浴びせていくのでした。。

医師Aのアイコン画像医師A

何でこんなに薬の処方遅いんだよ!
さっきから報告まってんのによ!
こんなんだからここの看護師は
使い物にならねんだよぉっ!

医師は医療従事者に指示を出し、責任を負う
いわばチーム医療のリーダーです。

そんなリーダーがこんな態度をとったら
どう思います?

人間感情的になると冷静な行動を
とれなくなります。
特に職場でそれをやってはお終いです。

お終いですというのは、「あの人はキレる人」と
レッテルが張られると周りが一斉に引くんです。。

困ったら恫喝する・威嚇する・暴力に頼る
こんな幼稚な行動しかとれない人間だと
見抜かれるのです。

これは本当に気をつけた方が
いいのですが、基本キレる人には仕事を
任せたくないですよね。

案の定その医師Aは周りから嫌われまくり
別のトラブルで、懲戒処分を受け
その病院を去っていきました。。

その医師がいなくなって、
看護師たちが喜んだのは
想像に難くありません。

このようなことをわかりやすく
記事にしてくれているのが
安達氏のBooks&Appより
「仕事は、キレたら負け」です。
これすごく面白くて参考になります!

ABCDE理論

さてここで考えたいのは
人間のキレるまでの反応です。

例えば病棟でいつまでたっても
スケジュール通りに仕事が終わらない
新人看護師に対して先輩看護師が

先輩看護師のアイコン画像先輩看護師

あんた、いつまで仕事してんの!
申し送りの時間もう過ぎてんでしょ!
いつまでたっても仕事が終わらないのなんで?
だから専門学校卒はだめなのよ!

こんな感じで怒りを露わにすると
最後には言わなくてもいい
「専門学校卒はダメ」という
差別・偏見を口走っています。

こんな言動あきらかに冷静ではないですよね。
もし周りに同じように専門学校卒の看護師
がいたらいい気分がしないでしょう。

MURATANIのアイコン画像MURATANI

いきなりですが、ABCDE理論
というのはご存知でしょうか?

ABCDE理論とはアルバート・エリス(Albert Ellis)が1955年に提唱した「論理療法」の中心概念です。
出来事(A)、信念(B)、結果(C)+反論(D)+不快な感情の解消(E)からなる認知に焦点をあてた考え方といわれています。

流れで考えると以下のような感じになります。

①A「Activating Event」……あるできごと

②B「Belief System」……信念・思い込み


③D「Dispute」…反論する   


④E「Effect」…不快な感情の解消                   

⑤C「Consequence」……結果として生じる感情

出典:宮城まり子著『キャリアカウンセリング』(駿河台出版社)

「人は見えている世界をどう受けとっているか、その受けとり方で見ている世界は違う」と考えます。まったく同じ場所で同じ経験をしても、人はそれぞれ異なった受け取り方や感じ方をしているため、ある人は喜び、ある人は悲しむといった違いが生まれます。

先ほどの看護師の例で考えると
①A(ある出来事):「新人看護師の仕事が申し送りまでに終わらない。」


②B(思い込み・信念):「申し送りは大切だから仕事を切り上げるべき。」


③C(結果として生じる感情):「怒りの感情があらわれる。」


結果皆の前でキレてしまい、理不尽な言動を言ってしまいます。



そこにDとEを加えてみます。

①A(ある出来事):新人看護師の仕事が申し送りまでに終わらない。

②B(思い込み・信念):申し送りは大切だから仕事を切り上げるべき。

③D(反論):新人看護師にとっては一つ一つの仕事を丁寧にこなすという事も大切な事ではないかな?
それで時間がかかるならある程度は仕方のないことかもしれない。

E(不快な感情の解消):怒りが生じそうになったが、反論によって穏やかな感情になってきた

⑤C(結果として生じる感情):穏やかになり、受け答えが柔らかいものになる。

ポイントは上記のABCDE理論でいう
「D:反論」をどれだけ自分の中でつくれるのか。

「これは本当に正しいのか?」
「私だけが正しいのか?」
「あの上司なら逆にこう考えるのでは?」

何パターンも心の中の反論がでてくれば、
結果として感情の波は穏やかになります。

コーチングでもクライエントに物事を複数の視点から見てもらい、
新たな気づきを促したり、心の波を穏やかにしてもらったりします。

MURATANIのアイコン画像MURATANI

良好な人間関係を築けている人って
自然と冷静な対処ができる人が多い気がします。

それでは今日の質問です。
「あなたが最近一番怒ったことに対して、3パターン
反論が浮かびますか?」

最後までご覧いただきまして
ありがとうございました!!

この記事を書いた人

クライエントの目標達成に全力を尽くすプロコーチ。
モットーは「信頼」。
3姉妹の父親であり、幼い娘たちに翻弄される毎日。
Facbbook、Twitterでの友達申請・フォローお待ちしています!!

コメント

コメントする

目次
閉じる