リハビリコミュニケーション術 人に意見を受け入れてもらいやすくするコツは○○言語を使うこと!!

【人によって物事の受け取り方は違う】

どうも、理学療法士&TCS認定コーチの村谷です。

今日は人に自分の意見を受け入れてもらいやすくするコツをお伝えしていきたいと思います。

 

当たり前のことですが、人は一人では生きていけません。

常に周りの人とコミュニケーションをとることが求められています。

 

あなたの知り合いに仕事やプライベートでも人に頼むことが上手な人っていませんか?

 

なぜだか

・仕事を振られても嫌な気がしない

・いつの間にか頼まれたことを自然と引き受けている

そんな経験、あなたにもあるのではないでしょうか?

 

 

 

その反面

 

・またあの人に嫌な仕事振られたよ。

・やっつけ仕事でさっさと終わらせよ。

 

同じような仕事内容のはずなのに、人によっては引き受けた後にダークな気持ちになっちゃうことってありますよね。

 

 

ではなぜ仕事を頼む人によって、受け取り方の違いが出てくるのでしょうか?

 

 

実際のよくある場面で考えてみましょう。

 

上司
「○○の件どうなった?なぜいつも、すぐに報告ができないんだ?対応が遅れてしまうだろうが!!できるだけ迅速に報告しろ!!」

これはビジネスでよく見かける場面ですね。

 

 

 

皆さん頭ごなしに上司にこのように言われるとどうですか?

次からは迅速な報告を心がけようと思いますか?

 

私なら、反発心しかでてきませんし、抵抗感から「報告できない理由」を並べて身を守ろうとしてしまうかもしれません。しかし、きっとそれも言い訳にとられて泥沼にはまっていくことでしょう。。

 

上司・部下又は先輩・後輩の間ではありがちなシチュエーションなのではないでしょうか?

そして、このような間柄では人間関係を築くのは難しいかもしれません。

 

 

 

人は「あれやって・これやって」という「直接指示」や「○○できていない」という「否定」をすると受け取る側の「抵抗」を感じてしまうのです。

 

ポイントは受け取る側の「抵抗」を少しでも減らすことです。

 

 

【催眠言語を上手に活用しよう】

心理学的には、“催眠言語”というものがあります。催眠言語とは、相手に気づかれないように相手の無意識(潜在意識)にメッセージを伝える言葉かけの方法です。

 

催眠言語を上手く使い「依頼」をすると、相手が「自主的」に動いている感覚になるため、「やらされている」感覚が薄れます。結果として、抵抗なく頼みを聞いてもらいやすくなるのです。

 

催眠言語①「引用」

引用とは自分の経験や第三者の意見を使って、伝えたいメッセージを相手に伝える方法です。

それでは先ほどの例をもう一度挙げます。

上司
「○○の件どうなった?なぜいつも、すぐに報告ができないんだ?対応が遅れてしまうだろうが!!できるだけ迅速に報告しろ!!」

村谷
「私が新入社員の時は本当によく抜けていて、上司に報告するのを忘れてよく怒られたもんだよ。仕事を始めて間もない時は優先事項がわからないからね。何を報告していいかわからないから、物事を自分で判断せず、いつも上司に確認をとるようにしていたよ。」

 

こう言われるといかがでしょうか?

 

何となく、受け入れやすい気がしませんか?

 

自分の体験談や第三者の意見を使って伝えると、相手は直接的に忠告を受けているわけではないし、批判や否定をされているわけではないので、素直に意見を受け入れやすくなります。

 

催眠言語は相手の無意識(潜在意識)に働きかけるので、いつのまにか「自分もそうならないように注意しよう」という行動に影響を及ぼしやすくなるようです。

 

 

【催眠言語②「推量表現」】

 

次に説明する催眠言語は「推量表現」です。

「推量表現」とは「~かもしれない」という伝え方になります。

推量表現は押し付け感が少ないので、相手に受け入れてもらいやすいといわれています。

 

 

反対に物事を「~である。」「~に間違いない。」このように断定的に言い切ると

「押し付けがましい」「圧がすごい」

と息詰まるような圧迫感を感じることがあります。

 

時と場合により、断定的な言い方とこの推量表現のようにぼかす伝え方を使い分けるのがベターだと思われます。

 

 

「上司には報告はすぐにしろよ。あとで大きな問題になるぞ。」

「上司にすぐに報告しないと、あとで大きな問題になるかもしれないよ。」

 

上のよう言い切ってしまうと、起こさなくても良い衝突を生じやすいです。スムーズに物事を進めるためにも余計な衝突は避けたいものですよね。

 

このちょっとした言い方で受け取り方は大きく変わります。

そしてこの「ちょっと」の言葉の積み重ねが1年、10年、20年と続くとどうなりますか?

様々な面で人生とんでもない差になって表れてくると思いませんか?

 

 

【催眠言語 実践編】

リハビリでの家屋改修の場面なんかでよくあるシチュエーションです。

セラピスト
「玄関の段差が高くて昇降しにくいですね。○○さんは股関節の可動域も少なくて筋力が弱いので手すりは絶対ここにつけた方が良いです!旦那さんやご家族さんも手すりがあると便利ですよ。」

 

 

と自信満々に提案してくる人っていますよね?

アンタ何様??って感じの。

 

このように自分の意見を通すことに一生懸命になっているパターン。

否定&直接的行動指示&断定的表現のトリプルコンボの完成です!

 

これは療法士の自己承認欲求がただ高いだけで、患者さんやご家族さんの反発を招きやすい提案になる可能性が高く大変危険だと思われます。

 

 

ではこのような言い方ではいかがでしょうか?

村谷
「以前別の患者さんですが、股関節がお悪い方がいらっしゃいまして、玄関に同じような高さの段差がありました。同じような位置に手すりをつけたら玄関の出入りに不安がなくなり満足されていました。○○さんの股関節の可動域と筋力を考えると、この方と同じような位置に取り付けると安全に出入りしやすくなると思われます。また旦那さんやご家族さんにとっても玄関に手すりがございますと、靴の着脱や段差の昇り降りに後々活かすこともできるかもしれません。いかがいたしましょうか?」

 

引用表現と推量表現を織り交ぜて患者さん・ご家族さんに寄り添うご提案ができると、お互いが笑顔になる良い信頼関係ができるのではないでしょうか?

 

私も臨床現場やプライベートででこの催眠言語を意識して使うようになってからは、意見を受け入れてもらいやすくなったように感じます。

 

コミュニケーションは相手に敬意を払うと自然とこのような表現になる事が多いような気がします。

 

まとめますと、人に意見を通すときには「否定」や「直接的行動指示」を避け、「推量表現」で和らげつつ、「引用」を織り交ぜていくのが、意見を受け入れてもらいやくなるコツなのではないでしょうか。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

クライエントの目標達成に全力を尽くすプロコーチ。 モットーは「信頼」。 3姉妹の父親であり、幼い娘たちに翻弄される毎日。 Facbbook、Twitterでの友達申請・フォローお待ちしています!!