こんにちは、TCS認定コーチの村谷です。
そろそろ7月に入ろうという時期、いかがおすごしでしょうか?
日中はかなり気温が上がってきましたね。
職場でもかなり汗ばむことも多くなってきました。
さて、そんな暑い日のことでした。
コンビニでアイスコーヒーを買おうとレジに並んでいると
隣のレジに小学生くらいの女子が並んでいました。
どうやら惣菜のチキンを注文したようで、
店員さんが揚げているのを待っていたようです。
すると、離れた所からその女の子の友達と思われる子が
「ちょっと!次に並ぶお客様の迷惑になるから横によけて待ってないと!」
と言いました。
おおー!
しかも離れたところからの視野の広さ&配慮
言われた子はポカンとしながらも
ちゃんと横によけて待っていました。
世の中には自分のしている事が、相手に対していかに迷惑をかけているかわからない大人も多いですよ。
そんな、世の中でも
人の迷惑になることや、周りに配慮する視点を持っている子供
なんて素敵なんだと思っちゃいました。
どうですか?
特にサービス業では必要な視点ですよね?
これは「おもてなし」に通じるなと
あるサイトでおもてなしに関しての記事があったので引用させてもらいます。
「もてなし」と「サービス」とは少し意味が違うのです。似ていますが、辞書によるとサービスの語源はラテン語の servitus。そもそもservitusには「奴隷」というニュアンスが含まれ、提供する側とされる側に主従関係が発生します。
お客様が上、スタッフ側が下と上下関係がはっきりするものと言われています。お客様がある一定の対応を受ける(=目的)のに主従関係を発生させるために、サービスチャージやチップが存在すると考えることができます。
それに対して「もてなす」は英語のホスピタリティーマインドに近く、語源はラテン語のhospesでホスピタリティは病院(Hospital)と語源を共にし自分の家に訪ねてくる人(=お客様)をお迎え・お世話することなので、当然対価や見返りを求めない自然発生的な対応と認識することができます。
巡礼する異邦人を歓待することを意味したそうです。家族と接するように、見返りを求めない対応と言われています。自分も相手も楽しむことであり、茶道からくる「もてなす」という意味に近いと思われます。
日本の文化との違いもありますが、あえて、英語で比較するならば「サービス」と「ホスピタリティー」だと、「おもてなしの心」はより「ホスピタリティーマインド」に近いものと言えます。
日本人の独特のホスピタリティーマインド「おもてなしの心」は相手にたいする気遣いといったらよいのでしょうか。チップや料金で表せないもの。おもてなしの気持ちは感じてもらうしかないのです。
暑い夏には冷たいお茶を。寒い冬には暖かい飲み物を用意したり、決してマニュアルにとらわれない気遣いのできること。相手に楽しんでもらい、自分も楽しむ。相手に何を送ろうかと考え、それを受け取ったひとが喜ぶだけでなく、自分も嬉しい。そんなお互いを思いやることが「おもてなし」自分も相手も幸せになることなのです。
「日本人の独特の「おもてなしの心」=相手に対する気遣い」 文 真山美雪
私はコーチでもありセラピストでもあるのですが、相手にサービスを提供するときも、いわゆるコンテンツの「サービス」に加え、「おもてなし」の心を大切にしたいと考えています。
クライエントにいかに良質な時間を過ごしていただくか?
そしてそれがいかに自分にとっての充実感や幸せにつながるか?
このような視点を忘れずにいようと、小学生から教えられました。
本日も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
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