スポンサーリンク

体位ドレナージの実際 前傾側臥位編

みなさん、こんにちは理学療法士&TCS認定コーチの村谷です。

本日は人工呼吸装着患者に対する前傾側臥位を安全に実施する手順を示していきたいと思います。

体位ドレナージに関しては今のところ排痰方法としてはかなり大切なものだと思っています。

実際効果のあるものですしね。

ただやり方を知らないと、患者さんに皮膚損傷を負わせてしまったり、

適切な体位を選択するためのアセスメントができていないと逆に呼吸状態も悪くなることがあります。

ですからしっかり学んでいきましょう。

みなさん、呼吸ケアに携わっている方で人工呼吸器装着患者の体位交換に携わっている方は

そんなに多くないかもしれません。

しかし、この方法は急性期・慢性期問わず使える方法です。

 

 

 前傾側臥位をとる① 挿管チューブの固定

 

もしくは

 

村谷
挿管チューブは口腔内でたわみが生じやすいため体動時は固定が必要です。

挿管チューブと下顎部・頬部を固定します。

挿管チューブの固定はクッソ大事ですよ。

実施前後にはもちろん挿入深度を確認しましょう。

あと各チューブの接合部がしっかり装着されているかなども確認しておきましょう。

また、体位交換時蛇腹がある程度フリーに動くようにゆるみを持たせて固定しておくのもポイントです☆

 

前傾側臥位をとる② 介助者のポジショニング

村谷
介助者は左右に配置します。

チューブを固定する役と、患者さんを動かす役にわかれます。

 

前傾側臥位をとる③ 患者さんをベッドの端に寄せる

村谷
骨盤部・下肢から移動します。

 

村谷
上半身を移動するときは、挿管

チューブを固定する人とタイミング

を合わせて移動します。

蛇腹はテンションがかからないよう

ゆるみをもたせておきます。

 

前傾側臥位をとる④ 実際の体位交換

村谷
ベッド端まで患者を寄せたら、挿管チューブ

固定役は寝返り介助役と交代します。

寝返る側の患者の上肢を45°程度外転

させ枕を置きます。上側にくる下肢用にも

クッションを置きます。

 

 

村谷
寝返りを介助役は患者の膝を立て肩甲帯部

と膝部を持ち寝返りさせます。

挿管チューブは固定しています。

 

 

村谷
完全側臥位まできたら、介助者

は役割交代をします。

村谷
介助者は下側の骨盤部を手前に引き

ながら、上側の骨盤を奥に押します。

回転させるように意識します。

村谷
介助者は下側の肩を手前に引き

ながら、上側の肩を奥に押します。

回転させるように意識します。

はい、完成!!

これを参考に、安全・安楽に効果のある体位ドレナージ

をしてもらえたら嬉しいです☆

トラストコーチングスクール ベーシック講座
トラストコーチングスクール アドバンス講座

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

コーチングを学ぶ理学療法士。 ICUでの呼吸理学療法が大好物。 「シェアリハビリ」でリハビリの知識・技術・マインドをフリーシェアしていきます。 興味がある方はお気軽に連絡してくださいね☆ Facbbook、Twitterでの友達申請・フォローお待ちしています!!