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体位ドレナージの実際 腹臥位のポジショニング

みなさん、こんにちは理学療法士&TCS認定コーチの村谷です。

本日は挿管患者の腹臥位をとった後のポジショニングの注意点をまとめました。

 

ではその前に腹臥位の取り方についてはこちらをご参考に

体位ドレナージの実際 腹臥位編

2017.10.21

 

おっと、その前になぜ腹臥位を選択しているかの確認にはこちらをどうぞ

気管支の走行知ってる?

2017.10.12

 

 

腹臥位後のポジショニングの注意点

 

 

 

①頭頸部のチェック、流延用のタオルを敷く

 

腹臥位時は基本的には頭頚部は90度近くの回旋位(真横に向いている)で保持します。

CVが入っている方はラインが顔面の下敷きになっていることが多いので注意しましょう。

褥瘡の原因となります。

口腔内から流延しやすいのでタオルを敷いておいた方が良いです。

 

②挿管チューブ・蛇腹の位置

 

腹臥位実施後、蛇腹内の水滴が挿管チューブ内に逆流して

気道に入らないように注意しましょう!

基本的には腹臥位に体位交換する前に一度吸痰しておいた方が良いです。

 

 

③両上肢・肩関節の位置

 

肩関節付近に関しては上腕骨の近位部全面や、肩甲骨の烏口突起部(わかるかな?)が

腹臥位になると床と圧迫されやすくなるのでタオルを敷いた方が良さそうです。

烏口突起は鎖骨の外側の一横指下にある突起したものです。

図で示すと

           引用:ヒューマンアナトミーアトラスより

 

 

④お腹・骨盤帯の位置

 

基本的にマットレスが沈みやすいものだと、腹臥位では腰椎前弯が増強され

腰痛を引き起こす可能性もあります。

そのため、腹部~骨盤帯にあけてタオルを挿入しておきましょう!

 

⑤ライン類や心電図電極の位置

 

ラインや各種挿入物が体幹や下肢などの下敷きになっていないか確認しましょう。

特に心電図の電極はそのままだと圧迫されやすいので

可能なら背中側に貼り付けるようにしましょう。

 

⑥苦痛を伴っていないか

 

表情やバイタルをみながら評価してください。

表情では眉間のしわや、顔をしかめたり

手指が握りしめられていたり

脈拍上昇、呼吸数上昇、血圧上昇などにも注意して観察しましょう!

 

⑦とにかく除圧を

 

腹臥位は皮膚損傷を起こしやすい肢位なので

こまめに腹抜き、足抜き、肩抜きなど

除圧を実施しましょう!

 

 

⑧円背が強い方には

 

 

腹臥位は脊柱を強制的に伸展方向にもっていくため

円背が強い方には安楽な肢位にならない方もいます。

そんな方に腹臥位と同様な体位ドレナージをする場合は上の図のように

肩は後方に抜くけど、抱き枕を使用して肢位を調整しても良いかと思います。

 

 

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コーチングを学ぶ理学療法士。 ICUでの呼吸理学療法が大好物。 「シェアリハビリ」でリハビリの知識・技術・マインドをフリーシェアしていきます。 興味がある方はお気軽に連絡してくださいね☆ Facbbook、Twitterでの友達申請・フォローお待ちしています!!