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コーチング的に「昔話法廷」が超絶面白い3つの理由

【コーチング的に「昔話法廷」が超絶面白い3つの理由】

先日NHKを何気なくみていたら、「昔話法廷」という番組がやっていた。

「ねぽりんはぽりん」が骨太で面白かったので、

これも着ぐるみ系やけど実は面白いやつかもと思って見始めました。

 

いやー見始めたら最後

 

はまってしまいました。

 

私がみた回は「さるかに合戦」でした。

 

NHKのHP「昔話法廷」からあらすじを抜粋します

 

猿が犯したとされる罪を、検察官が述べます。「被告人の猿は、何の落ち度もないカニの命を無残に奪いました。事件当時20歳だった猿は、柿を取れずに困っていたカニの親子に出会いました。猿は『自分が取ってやろう』と言って木に登り、熟れた柿を食べつくしました。そのことに、文句を言った母ガニに猿は逆上。まだ青くて硬い柿をしつように投げつけました。何発も直撃を食らった母ガニと幼い娘二人は、体を砕かれ死亡しました。猿は逮捕されるまでの8年間、逃亡を続けました。これは刑法第199条の殺人罪にあたります。そして、この短絡的であまりにも残虐な犯行は、死刑が相当と考えます。」猿は、検察官が述べた内容を全面的に認めました。その上で、弁護人は、犯行に至るまでの猿の境遇に同情の余地があること、猿が十分に反省し更生していることから、「死刑にすべきではない」と訴えます。啓介たち裁判員に突きつけられたのは、猿を死刑にするか、死刑にしないか、ひとつの命をめぐる判断なのです。

NHKのホームぺージ「昔話法廷」より

 

 

この話がコーチング的に超絶面白い理由を3つ挙げてみます

1.法廷なので、事実確認やそのときの心情などが詳細に伝えられる

2.いろんな視点でストーリーが描かれる

3.視聴者が裁判員となり私見を「考える」場となる

 

 

 

1.裁判なので、事実確認やそのときの心情などが詳細に伝えられる

物語は裁判形式なので、その都度行動の詳細が明らかにされる。

 

コーチングではクライエントの悩みや背景を把握するために、色々と話を伺いますが、曖昧な部分をより具現化していくという作業が必要になっていきます。

そうすると問題点や目標がクリアーになっていきます。

 

例えば、猿がカニのお母さんを殺害したシーンでは、

絵本では曖昧な表現になりがちですが、今回かなり具体的に描かれています。

 

「執拗に硬い青柿をたたきつけ、手足や顔面がグチャグチャに」

「幼いカニの目の前でその残忍な犯行が行われた」

 

などを詳細に伝えていました。

 

これは子供には酷かもしれない。

 

しかし被害を受けた側、被害を与えた側も、

この犯行の残忍さを再度認識するためには

絶対必要なシーンであった。

 

絵本ではマスクされてしまう事実でも、

つつみ隠さず伝えることで、受け取る側の心情は全く違ってくる。

 

コーチングでも具現化しないと見えてこないことが多いですからね。

 

 

2.いろんな視点でストーリーが描かれる

 

ここが一番面白いかも。

特に猿側の弁論では幼少期の環境がピックアップされています。

 

猿と母親は幼少期から父親にひどい暴力を受けていたようです。

 

来る日も来る日も暴力を受けて

 

母親がいつも父親に言っていた言葉「ひとでなし・・」

 

事件当日、猿は当時の恋人とケンカして暴力をふるいそうになり、

幼いころの暴力的な父親と自分を重ねてしまい怖くなってしまいました。

 

そのとき運悪く幸せそうなカニの親子に出会ってしまった。

その親子をみてイラついた猿はわざと柿を食べてしまったのだが、

 

偶然、運悪くカニの母親に言われてしまったのだ

 

「ひとでなし・・」と

 

逆上したサルは犯行に及んでしまったと。

 

 

この背景を読んであなたはどう思うのだろうか?

 

さる側の視点の欠如

 

これなしで話を進めていっては圧倒的に独善的な話になりかねないですよね。

 

日常のコミュニケーションでも一緒です。

 

常に相手の発言の意図を考えたり、相手の背景を考える視点を持っていないと

自分の意見の押し付けにしかなりえず、双方向のコミュニケーションが難しくなってきます。

つまり建設的なコミュニケーションが取れないという事です。

コミュニケーションが苦手な方は

この視点の少なさが原因かもしれません。

 

 

「昔話法廷」は色々な人の視点を持って描かれ、考えること

これまさにコーチングに他ならないのであります。

 

 

3.視聴者が裁判員となり私見を「考える」場となる

 

設定が裁判なので、判決を下す必要があります。番組では最終判決の場面はないため、その先の判決は視聴者の想像に任されるのです。

 

コーチングでは「自分の中にある答え」を導いていきます。

つまり前提として「自分と向き合う」作業が必要になってきます。

 

このHPでも、ある裁判員の私見として「猿を死刑にすべきです」との意見が

述べられているが、それも一意見でしょう。

 

<今回の裁判のポイント>

・衝動的とはいえ、無関係のカニ親子3人(匹?)の命を奪ったこと

・幼少期からの背景があったとはいえ、それはカニには何の関係もなかったこと

・子カニは復習するために一度猿を殺しかけている(首にハサミをあてている)が、自らの手では殺しきれなかったこと(良心の呵責)

・猿は事件後に結婚して、子供ができ反省し、子ガニに毎月仕送りをしていること

・猿にも愛する家族がいる事

 

 

最後に私見を述べたいと思います。

一番のポイントは親と兄弟を奪われた子ガニがどう考え、

この裁判で詳細な事実や心情を確認した後にどう考え、

生きていくのかにつきるのではないでしょうか。

 

子ガニはまだ若く、これからの人生も長い。

子ガニのQOL(人生の質)を考えると、

猿を死刑にすることが、

本当に子ガニが望んでいる事なのかどうなのか?

 

猿を殺すことによって、

親カニや兄弟が天国で喜ぶのか?

自分の悲しみは癒されるのか?

猿の残された家族への良心の呵責は?

 

 

もし殺すことでしかその悲しみが癒されないのなら、

そうすべきだとも思います。

 

個人的には子ガニ側の心情をもっと

掘り下げていく必要があると思います。

 

最終弁論が終わった後に、私なら子ガニにこう質問します

 

「あなたがこの悲しい事件から逃れることは一生できないと思います。

しかし、これから少しでもより良く生きていくためにどうしたいですか?」

 

 

あなたならどんなことを考えるでしょうか?

 

 

 

世の中の物事全て「自分の中に答えはある」と言えます

なぜなら絶対的な正解ってないですから

「自分で考える」ためにはまず「自分と向き合う」必要があります

コーチングに少しでも興味をもったなら

こちらをクリックしてみてください

 

TCS 認定コーチ 村谷 俊幸

トラストコーチングスクール ベーシック講座
トラストコーチングスクール アドバンス講座

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ABOUTこの記事をかいた人

コーチングを学ぶ理学療法士。 ICUでの呼吸理学療法が大好物。 「シェアリハビリ」でリハビリの知識・技術・マインドをフリーシェアしていきます。 興味がある方はお気軽に連絡してくださいね☆ Facbbook、Twitterでの友達申請・フォローお待ちしています!!